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凸街角アタック凹
〜チャックの中からこんにちは〜
街を彩る男女の群れ。
男と女は手を繋ぎ、一体となって街を練り歩く。
何が彼らを引き合わすのか。
そのきっかけと馴れ初めはどこにあるのか。
その真相を暴き出すべく、街頭に繰り出した。
直接的アプローチによって明確になった、カップルの形。
フリーライター西村正敏が、その真実に生で迫る。
まずはこちらの若いカップル。
腕を組みながらショッピングを楽しんでいるところに【街角アタック】
1組目:♂24歳(会社員)♀22歳(販売員)

※写真は実際のものです※
西村「すいません、街頭調査をしております。ちょっとお時間よろしいですか?」
男「えっ?何の?」
西村「現代カップルの真実、というテーマを元に簡単なアンケート調査を行っております。お二人は現在どういったご関係なんですか?」
女「あ、付き合ってます」
西村「お付き合いを始めてどのくらいなんでしょうか?」
男「ちょうど三ヶ月くらいだよな?」
女「うん。今月の二十日で三ヶ月」
西村「なるほど。まずは、出会った経緯について伺わせて下さい」
女「出会い系サイト」
男「(笑)」
西村「と言う事は、出会い系サイトを利用する前のお二人はお互いに顔も知らない赤の他人だった、ということですか?」
女「うん。写メは交換してたけどね」

※写真は実際のものです※
男「電話も何度か」

※写真は実際のものです※
西村「実際にお会いした時の印象について伺います。写メールと実像とのギャップなどはありませんでしたか?」
女「写メとは全然違った!最初、別人かと思ったもん(笑)」
男「それはオレのセリフ。声かけられた時、誰だこいつ?って(笑)」
西村「その日はどんなデートしたんですか?」
女「ご飯行って、飲み行って、その後…」
男「僕のマンションに連れて帰りました」
西村「えっ?まさかその日のうちに、ですか?」
女「アハハ(笑)やっちゃいました」

※写真はイメージです※
男「飲み屋に居る時からやばかったですね。彼女、俺の腿にずっと手を置きっぱなしで。そんな事されたらその気になるでしょ?」
西村「察します。お二人はそもそも、何を目的として出会い系サイトに登録したんですか?」
女「なんだろー?前の彼氏と別れたばっかりだったから寂しかったのかも」
男「俺も同じ。家と会社の往復だけになって、刺激が欲しかったんだよね」
西村「なるほど、ちょうど良くお互いの希望が合ったわけですね。その日にお付き合いを始めたということは、お互いに一目ぼれ状態だった、ということですか?」
女「正直、会う前からそういう気持ちにはなってたかな」

※写真はイメージです※
男「メールとか電話、マメにしてたからね」
西村「そのマメさ、が彼女の気持ちを動かしたんですね。出会い系で実際に会ったのって、何人目なんですか?」
女「彼が初めて。こんなマメで誠実な人って今まで周りに居なかったし」
男「俺は二人目。前の彼女と知り合ったのも実は出会い系(笑)」
女「えっ?ちょっとそれ聞いてないし!」
西村「まぁまぁ、ここは穏便にいきましょう。それで、彼のマンションに着いてからの事をお聞きしたいんですけど」
女「あ、エッチのこと?」
男「正直、最初のエッチはお互いに酔ってて。あんまり覚えてません(笑)ただ、普段アルコールが入ると役に立たなくなる俺のあそこが、異常に元気だったのは覚えてます」
女「3回も頑張っちゃったもんね(笑)」
西村「体の相性が合っていたのでは?彼女さんは覚えてらっしゃいますか?」
女「実はそんなに酔ってなかったんで(笑)酔ったふりしてただけだからはっきり覚えてますよ。彼、コスプレが趣味らしく、初めてのエッチなのにナースの格好させられたんですよ?」

※写真はイメージです※
男「あー思い出した。お前、ノリノリでお医者さんごっこしてたじゃん。『パンスト破いて入れてぇ』とかおねだりしやがって」
女「バカ!こんなとこでばらさないでよー!」
西村「いやぁ、羨ましい限りです。三ヶ月経った今は、どのくらいのペースでされてるんですか?」
女「会ったら絶対やるかな。だから週4回ペース」
男「彼女とのエッチは三ヶ月経った今も、全く飽きることがないんですよ。口の中で動く舌の絶妙なテク、今まで付き合った歴代の彼女の中でダントツです」

※写真はイメージです※
女(照れてうつむく)
西村「相性がよろしいようで。立ち入った質問にもきちんとお答え頂けて大変光栄です。ありがとうございました」
≪快く取材を引き受けてくれた彼らが見事カップルになったサイト≫
続いては何やら訳有りのこちらのカップル。
白昼堂々、デートを楽しむ大人の男女に大胆【街角アタック】
2組目:♂42歳(会社役員)♀30歳(専業主婦)

※写真は実際のものです※
西村「お忙しいところすみません。フリーライターをしてる西村、と申します。簡単なインタビューにお答えして頂けませんか?」
男「インタビュー?どんな?」
西村「街を歩く男女の生態調査です。完全匿名ですので、お名前等は一切お聞きしません」
男「それなら構いませんよ。連絡先等も勘弁して下さいね」
女「…ちょっと訳有りなんで(笑)」
西村「もちろんお約束致します。差し支えなければ、お二人のご関係を教えて下さい」
男「実は…お互いに既婚者なんですよ」
女「いわゆる不倫ってやつです(笑)」
男「ダブル不倫、になるかな」
西村「なるほど、お二人とも大人の色気を放ってますよね。馴れ初めについて伺ってもよろしいでしょうか?」
男「友人から教わった出会い系サイトに登録したのがきっかけですね」
女「私の書き込みに一番に返信してくれたのが彼だったんですよ」
西村「それはどのような内容だったんですか?」
男「単刀直入でしたよ。既婚なので制約有り、秘密厳守・割り切りでお会い出来る方募集。目的の分かりやすさに惹かれましたね」
女「手っ取り早く欲求を満たしたかったんで(笑)」

※写真はイメージです※
西村「もっともなご意見で。待ち合わせの流れについてお伺いさせて下さい」
男「駅前などは人目が多いですからね。ホテルのロビーで待ち合わせしました」
女「用件だけの関係、これが大前提でしたから。ホテルで待ち合わせ、ホテル解散でしたね」
西村「本当に手っ取り早くて明快ですね。用件だけ、ということはまさか本日も?」
男「ええ。これからホテル街へ向かうところです」
女(頬を高潮させてうつむく)
西村「お邪魔してしまってすみません。旦那さんや奥さんにないものを求め合っている、そんな印象が感じられるのですが?」
男「全くその通りです。妻は私が初めての相手でして、経験不足で大胆な行為を楽しめないんですよ」

※写真はイメージです※
女「私の夫は結婚1年目から早くもセックスレス。同じベッドに寝てるのに手を出されないなんて蛇の生殺しですよ」
西村「家庭では消化しきれない性の部分を、お互いに発散させ合っている。惹かれ合うのは必然的ですね。さらに具体的にお願いします」
男「テクニック不足なのは仕方ありませんが、僕の妻の致命的な点は体が異常に硬い事ですね。このせいで、私の好きな体位が出来ません。両足を頭の方に持ち上げての正常位やまんぐり返し、いつも『痛いからやめて』の一点張りですからね」

※写真はイメージです※
女「私の場合は今でこそセックスレスですけど、交際期間中はそれこそ獣のように毎晩楽しんでましたね。シチュエーションへの拘りが強かったです。歩道橋や深夜の公園、階段の踊り場。野外での行為は刺激が強いですからね」
西村「それだけに、ご結婚されて途端にセックスレスになると、ギャップに苦しんだのではないでしょうか?」
女「1年目でぱったりなくなりましたからね。この人と出会わなかったら、夫の寝ているすぐ傍で自慰にふけってたかもしれません。性の救世主です」

※写真はイメージです※
男(嬉しそうに女をチラ見)
西村「お二人の体の相性は抜群のようですね?」
男「それは間違いありません。彼女は体も柔らかいですし、見ての通り美人でしょう?こんな高嶺の花が、私のそそり立ったいちもつを咥えている。その画だけでも幸せですよ」
女「恥ずかしい事言わないで下さい!でも、彼のペニスを頬張っている時が女である実感を得られる時なんです。彼の求める事は私の求める事でもありますし、全てを受け入れていくつもりですよ」 
※写真はイメージです※
西村「お互いの不足部分を満たし合ったお二人の関係。羨ましい限りです。お楽しみに向かう途中にご協力して頂いてありがとうございました」
≪ホテル街へと消える彼らを惹き合わせたサイトはこちら≫
取材後記〜西村正敏が斬る〜
今回は時間の都合で【街角アタック】する事が出来たのは二組のみ、という結果。
街を彩る男と女の人間模様は、私の想像を遥かに超えていた。
赤裸々に語られる現代カップル像。
出会う前と出会った後で劇的に変化する、互いの環境と性意識。
彼らにとっての出会い系サイトとは、性のイニシエーションなのかも知れない。
今回のインタビューを終えて、最も強く感じた事。
それは、現代における性のモラルが、男女間で非常に似通ってきているということだ。
男性のしたい欲求を従順に叶えてくれる女性。
女性が感じている性的情動を全て包容してくれる男性。
両者が集約した出会い系サイトが、二組の男女を引き合わせた手段になった事にも、整合性が出てくるだろう。
時間があれば、再び路上に繰り出して【街頭アタック】を敢行してみるつもりだ。
次にインタビューするのは、貴方かも知れない。
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