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勝谷誠彦コラム
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2005年9月20日
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 こんにちは。勝谷誠彦です。


 最近、メディアへの規制がますますひどくなってきました。私は「さるさる日記」という場所をお借りして「勝谷誠彦の××な日々」という日記を書いていますが、5年3カ月にわたって何ら規制を受けなかったにもかかわらず、小泉さんが300議席をとった十数時間後に、初めて検閲を受け、書いたものを削除されてしまいました。


 かねてからあの日記はあまりに本質をついているので「気をつけた方がいいよ」と言われていましたが、まさかねえ。


 テレビではほとんど猿ぐつわをされてモノを喋っているようなものです。新聞はもう完全に国家の統制下でしょう。私の大好きな(爆笑)朝日新聞が、投票日直前に社長の謝罪会見をしなくてはいけないような体たらくでは、どういう圧力がかかっているのかわかろうというものです。


 雑誌で頑張っているのは『週刊新潮』と『週刊文春』だけ。『噂の真相』もなくなってしまったし。


 規制の矛先が次はネットに来るのは必至ですが、それまでの間隙をぬって、私はこの場所でテレビや活字では書けないことにも触れていこうと思います。すべての責任は、このサイトの編集長がとるそうですから。わはははは。何しろおまわりさんの名前を冠したサイトですから大丈夫でしょう。ホントか(笑)。



 さて、六カ国協議が一応の決着を見ました。これは金正日にとっては、ひょっとすると命取りになりかねない妥協です。彼はいままでのようにこれからの各論で瀬戸際外交を繰り広げようと考えているのですが、今回の妥協を軍がどう見るのか。金正日への求心力が落ちるのではないか。


 あくまでも「金正日」との交渉結果であって、ひょっとするとあちらで体制の変動があって交渉相手が変わるということも、視野に入れておかなくてはいけません。


 妥協を引き出したのはアメリカ側の譲歩です。これはもちろん、ハリケーンの無策とイラクの泥沼でニッチもサッチもいかなくなっているブッシュが、外交で得点を稼ごうとしたからです。いわば苦し紛れに差し出した手に、やはり食糧の端境期で苦しんでいる金正日が乗った。お互いにそういう状況でできあがった妥協で、大国のフリをしたい中国だけが喜んでいるという構図でしょう。


 ですから、真の解決まではまだ何十波瀾もあると考えた方がいい。その中で、私たちが忘れてはいけないのは拉致された同胞を取り戻すということです。


 実は小泉さんは3度目の訪朝を考えているという情報が入ってきました。選挙前に、六カ国協議の妥結があり得るという感触を小泉さんは得ていた。彼の野望というか欲望は底が知れませんから、日朝国交正常化をやりとげて吉田茂に並ぶ大首相の名を得るために「強い政府」が必要だった。そのために解散総選挙の大博打に打って出たという裏読みもできなくはありません。


 3度目の訪朝では小泉さんは新たな拉致被害者を連れて帰ってくるでしょう。その名前も囁かれていますが、いくら当サイトとはいえまだ書けない(笑)。


 そのあとお互いに連絡事務所をもうけて、残る拉致被害者や特定失踪者の情報を交換するはずです。あるいはこちら側の捜査員を入れるかもしれない。


 さあ、ここで肝心なのが国民の監視です。核の査察も途方もなく大変なことになるでしょうが拉致問題については我が国は独力でやらなくてはいけない。何人かの被害者を更に返して「シャンシャン」にするのが小泉さんの意図だとすれば、その売国を阻止しなくてはいけない。今度の総選挙での馬鹿踊りを見ていると、この国の民度には重大な疑問符がつきますが(笑)同胞の命を取り戻すことにはいかなる妥協もしてはいけません。


 制裁カードは、ここからの交渉の中で、はじめて本格的に役立ってくるのかもしれません。


 総選挙と小泉さんといえば、中国政府もその前にあるメッセージを送っていたと、投票直前に私は中共の某情報源から耳打ちされました。


 靖国参拝や北朝鮮への断固たる態度を小泉さんに投票したおめでたい人々は、ひょっとするととんでもない風景を見ることになるかもしれませんよ。わははははは。



  勝谷誠彦


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