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勝谷誠彦コラム
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2005年11月16日
紀宮ご成婚。
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 紀宮清子内親王殿下のご成婚のよき日にたまたまこのコラムを配信できることを心から嬉しく思います。今回のご結婚式では、伝統を守りながらもいろいろと新しい配慮がなされたようですね。天皇皇后両陛下が披露宴に出席されるのははじめてのことです。ごく普通の家庭のように娘を送りたいという、両陛下の温かい思し召しなのでしょう。


 気になる新居については週刊誌をのぞく大マスコミの方々は奥歯にモノが挟まったような書き方をしている。これこそ記者クラブの伝統もとい(笑)因習です。よく観察しておきましょう。あまり早く漏れると警備についてのさしさわりがあるということで、公表は控えられていたようですが、私のもとには様々な情報が入ってきていました。別に、私が特殊な情報源を持っているわけではない。実のところ私の事務所がある地域のせいなんですね。近くの某(数字・笑)番町には、出来たばかりの億ションがあるのですが、たとえばそこの自治会に対して内々の打診があったなどという声が聞こえてくる。確かにセキュリティもしっかりしているし、皇居は目と鼻の先。ローマ法王庁やイスラエルの大使館も近くていつも路上には警官の姿が絶えない。さりげない警備には絶好の場所です。マンションの自治会のみならず町内の有力者にも情報は流れるわけで、私もいわば町内会の一員ですから自然に耳に入ってきたというわけ。


 ほぼ間違いないのではないかと思って某週刊誌編集長にも教えてあげたのですが、その後どうやら神楽坂の方に仮住まいをされるとの別の情報が入ってきました。私の方の情報もかなり具体的だったので、あるいはいくつかの場所に打診をしたのかもしれませんね。 実のところ、私の事務所周辺だと警備はいいが買い物がネックだな、とは思っていたのです。コンビニでないまともなものを売っている店がホントに少ない。それに比べると神楽坂は高級スーパーもあって住みやすい。『週刊新潮』のお膝元というのがいかがなものかとは思いますが(笑)。


 ちなみに、今回とりあえずお入りになるマンションは仮住まいであって、その後完成を待って本来の住居に引っ越されるようです。この場所については目白だと聞いていますが。どちらにせよ、マンションの入り口で携帯電話のレンズをかざして待ち受けるような下品な住人がいなさそうな場所で幸甚。静かに、温かく、お二人の新生活を応援したいものです。




 この良き日にはた迷惑極まりないのがブッシュのおっさんです。ここからの記述には私怨も含まれます(笑)。何もよりによって今日来日しなくてもいいだろうが。京都の迎賓館で小泉さんと会うということで、観光シーズン真っ只中の京都は駅のコインロッカーを封鎖するなど大迷惑。京都府警は警官の半分を動員するのみならず他県からの応援も求めています。東京のご成婚の警備も大変だろうから、日本の警官のかなりが警備にまわされるわけで、不逞外国人も某国の工作員も今日はやりたい放題だあ(泣)。APECの首脳会合は18日からなんだし、半日ずらすという配慮がなんでできないのか。地球が自分を中心に回っているというアメリカの傲慢さがよく出ている来日ですね。


 個人的には、私が帰京するまさにその時間にブッシュが伊丹空港に来るので、空港までの高速道路も空港自体もほぼ閉鎖状態。「いつ飛行機に乗れがるかわかりません」とあっては明日の朝に番組を持っている私としては危なくて使えない。仕方なく新幹線に振り替えです。まったく迷惑な。こちらは私怨でした(笑)。




 今週の事件と言えばもうひとつ、高校1年生が同級生の女子高生を刺殺した件がありますね。被害者が美少女の時の、このマスコミの説教エロぶりはどうでしょう。平凡な顔だちだったらガン首ひとつしか探してこないくせに、今回のようにちょっと稀な美少女なら、あらゆる写真やビデオを流す。言っておきますが、彼女は被害者なんですよ。殺した餓鬼が、少年法の壁に守られて名前すら出ないというのに、被害者の映像は垂れ流す。人権屋はどうしてこういう時には声を挙げないのだろうか。


 犯人の言動からいって精神鑑定の可能性が高いので、奴はますます人権の帳の向こうに隠される。例のタリウム事件もそうですが、そもそも15、16歳の餓鬼なんて、脳が暴走して、半分オカシイようなもんです。自分のそのころを振り返ってもそう思う。しかし、そこをうまく受け流して、事件にはしないだけの余裕と、温かさが昔の社会にはありました。今回の事件で、私が許せないのは「30分近くも悲鳴や物音が聞こえていた」と近所の人間が言っていることだ。だったらなぜあんたは、様子を見に行ったり、警察に電話をしたりしないのかね。助けを求めながら30分間も刺され続け、誰も来てくれなかった少女の絶望感は想像に余りある。あるいは、犯人もまた「止められる」ことを望んでいたのかもしれない。それほど今の社会の卑劣な住人は、自分を危険にさらすことが怖いんだろうか。かかる怯懦に生きる人間は、いつの日か逆の立場で悲惨な目にあうということを、知っておいた方がいいでしょうね。




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