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前回の当コラムのトメは「激震、政界を巻き込んでまだまだ続きそうです」でした。一週間たつ間に、ホントにそうなってきちゃった。しかも、耐震偽装問題の人脈と、ライブドア事件のそれとが、絡み合ってきています。いまこそ週刊誌の出番で、ポストや現代ですら飛ばしているのに(笑)今日発売の『週刊朝日』は何なんだ。広告の右ハシラが「マンション建設反対運動のリーダーはあの桑田佳祐の実姉」ですよ。読者をバカにしているのか(爆笑)。
まあ築地をどりとしては、ホリエモンを散々持ち上げてきたから、さすがに恥ずかしくて書きにくいんでしょうね。それに対して「天敵の」『週刊文春』は見事だった。誰もが書きたくてもビビっていた、堀江の側近の野口英昭氏の沖縄での死に重大な疑義を呈していました。もっとも、『週刊文春』よりも一日早く出た『アサヒ芸能』もブッチギリで凄い内容で、さすがにあちらの世界にお詳しいのはわかりましたが、わかってやっているのかと思わず心配になりましたよ。
もちろん東京地検特捜部も黙ってはいない。ここへ来て、野口氏「自殺」は根本から洗い直す方向に向かっていると聞きます。そうなると恥をかくのが沖縄県警でありその上部組織の警察庁。こちらも東京には真っ当な正義の士がいます。「いいかげんにしろ」という動きがあるようです。
一方で、政界に激震が走っているのは先の総選挙の堀江の役割がただの広告塔ではないとわかってきたからだ。いいですか。ここで、バカなマスコミに騙されないでモノの見方を180度変えてください。堀江は「出さされた」のではなく「出たかった」のです。それは今回の逮捕で明らかになった彼の発想法を見ればわかる。メディアに露出して騒がれれば騒がれるほど彼の「時価総額」とやらは膨れ上がる。しかも万一当選して代議士バッジをつけたなら、自分がやっていることに司直の手が入りにくくなる。どちらに転んでも損はしない、王手飛車とりというわけだ。
つまり堀江は自民党に「お願いする立場」だったのです。お願いにはお礼が伴うのがこの国に利権談合共産主義の礼儀です。そこで堀江は、例の錬金術で金を用意した。自民党へ選挙資金を流し込んだのです。
ある野党の幹部は私にこう言いました。「選挙の中盤から、突然自民党が強くなったのをすべての選挙区で感じた」。西村眞悟さんも以前私にまったく同じことを言っていた。その幹部はこうも続ける。「突然の解散で自民党の金庫は空っぽだったはずなのに、どこから金が出てきたのかあの時から不思議だったんだ」。武部さんの大はしゃぎは、もっと奥深い理由があったのかもしれない。彼は選挙の金庫番ですからね。突然の大タニマチが出てくりゃあ、そりゃ一緒に選挙カーくらいのりまっさ。わははははは。
その莫大な総額も聞いていますが、まだ自民党全体としてどういう絵を書いていたかは確証がないので黙っておきます。民主党は相当なところまでつかんでいるようなので、やがて国会で明らかになるかもしれません。
これはその絵の一部なのか、それとも単独のチンケな話なのかわかりませんが、個々の自民党議員も投資事業組合を通じて福の神ホリエモンの恩恵を被っているという話も、先週末から急速に永田町に流れている。
名前が出ているのはN代議士やM代議士ですが、N代議士について言えば、村上ファンドの村上世彰さんの、高校と通産省の後輩。ヒルズでのパーティにも参加しているとこれまでも報じられている。え?村上さんの後輩ならおまえも同窓だろうって。わははは。すみません。私の1年後輩です。もっとも、彼がそうした状況証拠から名前を出されているのか、民主党が具体的な何かを掴んでいるのかは、さて。
まあ、こうした若手よりも、実はここへ来て大きな名前が上がってきました。竹中平蔵総務大臣。ライブドアは去年の前半に無線LANの認可を申請して総務省にけられている。ところが後半に改めて出すと認められるんですね。所管大臣は竹中さんです。それは何故なのか。ホリエモンが有名になったからか(笑)。もしそこに金銭の流れがあったとすればこれは立派な職務権限の問題になります。霞が関から聞こえてくる話では、そのことを小泉さんが聞いて激怒したという。
その結果、武部竹中の二人がホリエモンと映っている映像が繰り返し流されて、盟友であるはずの竹中さんのイメージがどんどん落ちていくことも容認したとう。武部さん?あ、あれは捨てゴマですから(笑)。息子さんとホリエモンの関係がこれ以上出てこなければいいですねえ。
「防衛線」をそこまで下げてでも小泉さんは自分がレイムダックにならないと思っている。そして安倍晋三さんを後釜に据えられると信じている。
以下は途方もない話なのでこういうところでしか書けません。
小泉さんは確かに任期一杯でやめる。しかし、そのあと安倍さんを挟んで「再登板」を狙っていると永田町スズメが私の窓へ来て言うのです。ライブドア事件などの余波がありながらそこまでの影響力を行使できるのは何故か。それは、任期までにもう一度超ウルトラCが既に準備されているからだと。
内容については聞いていますが、まだちょっと書けない。でも、北朝鮮マターで実現すれば阿呆な国民が狂喜乱舞して、また支持率が70パーセントあたりまで上がり、ライブドア事件も耐震偽装事件も狂牛病も防衛施設庁事件も忘れ去るようなイベントだと言えば、だいたい想像がつくでしょう。
もちろんそのこと自体は限りなくめでたいことですが、それであと数百人いるに違いない拉致被害者の方々は見殺しで国交正常化。金正日は何兆円か受け取って、核のオモチャ遊びにいそしむ。小泉さんはひょっとするとノーベル平和賞もらって再登板ってな筋書きは、私は許せませんなあ。
でもね、一見またも政権に打撃なような防衛施設庁への強制捜査を官邸が許したのは、ポスト安倍となりうる額賀防衛庁長官潰しだとすれば。安倍ちゃんの為ではないですよ。自分の再登板のために。わははははは。
権力というのは手放すと、パンドラの箱があくのです。今の官邸の住人たちがそれを最も恐れていることは言うまでもありますまい。その心理状態を考えると、あながち荒唐無稽でもないかと思うのです。
ああ、今週も書くことがありすぎますね。黒人タレント二人が殴り逢ったあげく、奇妙な和解。「日本語が不自由なので誤解があった」とかそのあたりのニートやフリーターの100万倍も見事な日本語で言い訳したあげくぜんぶアフリカ人だからと誤魔化した例の事件ですが、いろいろな方向からツッコミ所満点らしいですよ。
格闘技にも出た彼。なんであんなにおとなしくて目がトロンとしているのか。殊勝なためだけではないという人がいた。
手打ちになったのは片方の黒人が秘書をしていた代議士が間に入ったから。その人は芸能界の超大物と親しいんですよ。どの世界も「政治力」ですね。
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