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勝谷誠彦コラム
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2006年2月7日
東横イン。
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 う〜ん。日本国にはこんなにうさんくさい「経営者」がいっぱいいたんだ(爆笑)。総研の内河会長、ヒューザーの小嶋社長に続いて、東横インの西田憲正社長。キャラ立ってますね〜。しかも3人ともそっくりだ。遵法意識というものがハナからないんですよ。謝って訴追が軽くなり、金払わずに済むのなら、いくらでも口先で謝る。泣いてみせるなんて朝飯前。3人とも泣きましたからね〜。わはははは。


 しかしその中でも西田社長の泣きっぷりは際立っていた。それでいながら言質をとられそうな肝心なことは決して言わない。まあ遵法精神のなさといい「泣く」文化といい、ついどこぞの国を連想してしていると、過去に北朝鮮ツアーをやっていたとか。あちちちち(爆笑)。


 私もかつて行きましたから知っているんですが、あの国にツアー組んで行くには、よほどのコネがないと無理ですよ。私の時も、届けた住所までちゃんと独自に確認をされていたことがわかってあとでゾッとしたんですから。つまり、インテリジェンスとツリーズムは表裏一体なのであって、そっちにルートがないかぎりツアーなんて組めません。そういえばピースボートは組んでたな。わははは。


 ここまで読んで、東横インに不用意に泊まっていたメディア関係者、いや警察や防衛関係者の中でカンのいい人はゾッとしたんじゃないですか。


 かつてこんなことがありました。今はもうなくなった某中核都市の中堅ホテル。有名ではないながら「何故か異様に安い」。そしてサービスも「異様にいい」。記者というのは、こういうホテルを見つけた時には嬉しいものです。記者仲間で噂が駆けめぐり、その都市に行った時には、そこに泊まることが多くなった。ホテル側も心得たもので、会社への伝票での請求やら、ファクスの取り次ぎなどをスマートにやってくれていた。


 あるメディアは、そこに泊まって何の取材をしていたか。北朝鮮がらみの調査報道をしていたんですよ。そういう蜜月関係が何年か続いたある日。そのメディアの幹部に、公安関係者が耳打ちした。「あのホテル、北朝鮮関連の経営と知ってご利用なさっているんでしょうね」。うひ〜〜〜〜(爆笑)。


 幹部、卒倒しそうになったらしい。そのホテルの電話を使って北朝鮮がらみの取材をおこない、ファクスも全部とりついでもらっていたわけです。もう筒抜けも筒抜けのお間抜け。早速、利用禁止の通達を回したのですが、まもなくホテルも閉めたらしい。ひょっとすると、メディア対策のためだけに経営していたホテルかもしれない。情報戦というのは、かくもシビアなものなのです。


 東横インの売りのひとつに全館に無線LANがきわめて早い時期に配備され、無料で使えるというのがある。さきほどのホテルの例えでいえば、電話とファクスが一緒になったようなものですよね。


 私はこれ以上は書きませんが、これまでの情報を総合してご自分なりに考えてみて下さい。もとからその「気配」があったので私は東横インは泊まりませんでしたし、これからも使いませんが、もしご利用の際は、くれぐれもパソコンのセキュリティにご配慮を。まさか、もう、ある部屋に入った人が半島の某都市で発見されるなんてことはないでしょうけれどもね。つるかめつるかめ。




 東横イン事件についてはもうひとつ指摘しておきたい事があります。事件の性質と会社の体質が、03年11月に起きた熊本県黒川温泉の化粧品会社アイスター http://www.ai-star.co.jp/top.html が経営するホテルでの、ハンセン病の元患者の方々への宿泊拒否事件にそっくりだということです。


 東横インを知る身障者の方々からたくさんメールをいただきましたが彼らが口々に言うのは「あのホテルはとにかく身障者が寄りつかないようにしている」とのこと。彼らの駐車場を潰して会議室などにしたところでいくらの増収にもならない。東横インの目的はそうではなくて、身障者の方々がそもそも最初から宿泊先として選択しないようにさせることだというのです。おそらくは、かかる手間とコストが見合わないと考えているのでしょう。宿泊施設というある意味公的な部分をもつ存在が、社会への還元の一部として、積極的に身障者の方々の社会生活への貢献をしようなどという考えは、クスリにしたくともないのでしょう。信じがたい理由で、宿泊拒否をしたアイスターのホテルと同様、精神の根本的な部分で、障害を持つ方々への差別意識が抜きがたくあるのです。


 経営母体も似ている。どちらも社員は女性が中心。それに対してカリスマ社長が、洗脳じみた教育を行っている。


 東横インの西田社長は「内観」なる精神修養にご熱心で、そのための研修所まで造っていますが http://www.e-naikan.com/ アイスターの当時の西山栄一社長ともなると、高校まで造ってしまって説教を垂れている http://www5.ocn.ne.jp/%7Enisiyama/ (笑)。


 どちらもなんて素敵な人格者なんだ!(爆笑)。自分の遵法精神が世間といかにズレているかの対応もそっくり。西田社長は例の泣き男会見で、世間の指弾を浴びましたが、西山社長は、急遽人身御供で立てた、臨時社長にノンアポでハンセン病元患者の方々の施設を謝ってまわるという奇行に出て、世間を呆然とさせた。姓が似ているのは、まあ偶然ということで。どははははは。


 それにしても、今日も安いというだけで東横インに泊まっている奴らがいっぱいいるという、日本人の倫理観の堕落ぶりが、私には信じられませんね。




 さて、政局は激動を始めました。最大の対立軸は皇室典範改定です。この問題に関しては小泉さんはもう完全な「郵政民営化モード」に入ったらしい。この人が意地になると、もう誰も止められないという。


 たかだか百数十年前に前島密が始めた郵便屋の制度と、悠遠の神代より皇統綿々二千数百年という伝統を、同じように扱う不見識と不義不忠は、必ずや歴史の報復を受けるでしょう。


 まあそれよりも早く自爆した糞左巻きメディアもいますが。


 朝日新聞は2月2日の社説で<寛仁さま 発言はもう控えては>http://www.asahi.com/paper/editorial20060202.html#syasetu1 と書き、よりによって皇位継承順位5位の、三笠宮寛仁親王殿下に向かって「黙れ」と言いました。さすがにこれは世間も仰天した。世の風向きを読み間違ったと感じた朝日は、二日後に<皇室典範 ここは冷静な議論を>と火消しに躍起に。


 ええ、冷静になって築地を焼き討ちした秋山社長に白色テロを敢行したりしないでね、というこのなのでしょう(笑)。


 その更に3日後には、欧州で発表された風刺漫画へのイスラム諸国の暴発を憂えていきなり社説の冒頭にこう書いた。


<表現の自由が民主主義を支える基本的な権利であることは言を待たない>


 どははははは。オノレは寛仁殿下の表現の自由を封じておいて、どの口でそう言う。もうメディアとして終わってますね。


 小泉さんのグリップの低下とともに、ライブドア事件と耐震偽装事件は互いにリンクしあっていることが明らかになり、思わぬ大物政治家の名前も出てくるでしょう。


 一方で、防衛施設庁への特捜の捜索は、意外にも民主党の政治家の方に波及する可能性があると永田町スズメ。


 これに牛肉輸入がからんだ4点セットが、皇室典範問題を実に轟々と動き出す。問題は、プリンス安倍晋三さんがどこで小泉さんを見切るかだ。私が直接話した側近中の側近たちからははっきりと聞いている。「安倍さんは皇室典範改定に反対だ」。というのですから。




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