裏情報ポリスジャパン 未成年の皆様へご注意
裏情報ポリスジャパン




*
*
*
*
勝谷誠彦コラム
*
2006年3月8日
駒大苫小牧辞退。
*

 駒大苫小牧高校がセンバツを辞退しましたね。せっかく暴力事件を乗り越えて、新チームでいちからやろうと思っていただろうにぶち壊し。


 もちろん酒を呑んで騒いでいた3年生というのがイカンのだが、後輩たちの出場を辞退するほどのことですかね。今回は校長の意志が固かったという。ちょっと言動を見ていると、なんだか依怙地になっているような気もする。あるいはホンネを言わせると「地元で応援するとか言っておきながら、通報したのは地元民だし補導したのは地元署じゃねえか。おまえら、応援するのか足引っ張るのかどっちだよ」てなところだったりして。どはははは。


 高野連の内規では、確かに3月一杯は卒業式を終わっても支配下にあるそうですが、そこはそれ杓子定規な適用よりも社会通年てなもんでしょう。卒業証書をもらって、これで晴れて厳しい校則から解き放たれたという気持ちになるのもわからなくはない。飲酒はイカンですけどね。15歳でアル中になっていた私に言われたきゃないでしょうが。


 だったら卒業「証書」の「証」は何だったのかということになる。あなた法的に「証」の時は重いんですよ。もしニセモノだとするとそこに印を押してしいる校長なり理事長は有印私文書偽造じゃないですか。


 効力を持たないということになると、卒業生たちを受け入れた企業や大学も、卒業資格という大前提に疑義を呈していい。駒大苫小牧高校を応援する地元の熱血経営者でも誰か乗り込んで校長に言ってやれ。「おたくの卒業証書はそんなに軽いものらしいから、うちで採用していた卒業生は全員なかったことにしてくれ」ってね。どははははは。


 もちろん、最大の原因は高野連という原理主義ご都合主義のカタマリにある。こいつらほど言っていることとやっていることの裏表がある連中はいない。最近ではますます卑劣になってきて、表面では「連帯責任は問わない」と言っておきながら、陰では圧力をかけてくる。駒大苫小牧だって、今後のことを考えるとここは辞退しておこうと思うような雰囲気を作り上げるんです。


 一方で放映権をタテにマスコミには圧力をかける。毎日新聞社は主催だし朝日新聞社だって同じ穴のムジナだ。こいつらのいやらしさは、神聖たるべき高校野球へのあらゆる非難を許さないことです。私が以前大阪の番組で夏の高校野球の行進を皮肉って「主催の朝日が嫌いな戦前の軍隊みたい」てなことを言ったことがある。たちまち局の幹部が高野連に呼びつけられてお叱りですよ。なるほど、戦前の陸軍の報道部そっくりだ。わははははは。


 スポーツ記者に聞くと、有力選手を接待することなどよくあることらしい。酒を呑ませたりすると今回のように問題になるので、もっぱら密室接待。何をするかって?ソープですよ。呑み気より色気の年齢です。しかもソープだと人目もない。有力選手の名前を何人もあげて「ソープに連れていった」という記者がいますよ。もしそこで食い込んでおいて、松井やイチローのように化けたなら、その記者も一生食いはぐれがない。彼らに御用ライターがついて大儲けしているのを見て、よし自分もと思うでしょうよ、そりゃ。そのためならソープくらい安い投資だし、だいたいは取材費で会社で落ちるらしい。


 そういうことを高野連はよく知っているわけですよ、もちろん。知っていながら見て見ぬふりをしている。そこのところが嫌らしいと私は言うんです。原理主義を貫くなら貫けばいい。しかし言っていることとやっていることが違うだろう。そのはざまでまだ17歳や18歳の子供たちがオモチャにされていて何が「教育の一環」か。今回のケースでも、かわいそうなのは出場できなかった生徒たちだけじゃない。補導された卒業生たちだって、一生癒されない傷をおったわけです。ヘタしたら家族まるごと苫小牧に住めないぜ。そんな重大な決断を拙速にした学校当局と、追い込んだとしか思えない高野連と、圧力が怖くて報じないマスコミ。いつもながら私たちは楽しい国に住んでおりますなあ。




 実は、ここまでならよくあった話なんですが、そのあともっと整合性がとれないことが行われている。


 駒大苫小牧のかわりに繰り上げ出場になった北海道栄高校という名前を見て私はピンときた。経営母体の北海道佐藤栄学園というのは埼玉栄高校などの佐藤栄学園の系列。一大教育コングロマリットです。


 http://www.sjc.ac.jp/satoe/gakuen/index.html


 それだけならいいんですが、つい先月ここの佐藤栄太郎理事長が7億円の申告漏れを国税当局に指摘されているんですね。相当悪質と見て、文部科学省も事情聴取をしている。


 脱税の罪は1億円を超えるとたいがい実刑で、1億円あたり1年ですから、もし国税から告発されたなら懲役7年の実刑判決を受ける人物が理事長をやっている高校を、高野連は甲子園に出すことになる。


 あのね。まだ判断力が十分でない生徒が卒業式のあと酒を呑んじゃった事件と、70歳を過ぎた理事長が巨額脱税をした事件の、どっちが高野連にとっては重いんですかね。あたしゃ、甲子園に北海道栄の試合見にいって、野次っちゃおうかな。「いよっ、脱税理事長!」「強化費7億円かなっ?!」。わははははははは。


 馬鹿が原理主義を使い分けるのもいいかげんにしなさい。




 先週は『朝まで生テレビ』の20周年のパーティが東京の全日空ホテルでありました。鈴木邦夫さんから西部邁さんまで色々な人が声をかけてくれて楽しい会でしたが、途中から雰囲気が一変。プロデューサーだった日下雄一さんが今年のはじめに亡くなられて、その追悼会に移行したんですね。朝鮮総連だろうが解放同盟だろうが、何を言ってこようといささかも引かない名プロデューサーでした。彼のガードがあったからこそ、出席者たちは何でも言ってこれたという事情がある。


 加藤紘一さんをはじめとして国会議員もたくさん来ていたけれど、民主党の議員の姿があまりなかったのが気の毒だった(笑)。ちょっと今では来にくいですよね〜。そんな中で、蓮舫議員だけが颯爽としていた。蓮ちゃんとは古いつきあいだけど、2児の母となっても全くかわらない。「月曜日に、少子化問題で質問に立つの」と言っていましたが、果たして国会では猪口担当大臣を追い込んでタジタジにさせていた。


 民主党も彼女を幹部に登用するくらいの覚悟がないとダメですな。それなのに、逆にまたジイサンどもが元気になっている。渡部恒三さんの国対委員長は確かに奇策ですが、奇策は奇策にすぎない。やっと二大政党制が機能しはじめたのに、またぞろ55年体制の国対政治かと思いたくなる。


 もっとも、渡部国対委員長の登場は自民党の守旧派にとっても嬉しいんです。民主党が前原カードを切ったことで、自民党は次の選挙を安倍晋三さん以外では闘いにくくなっていた。なのに、前原さんがレームダックになって、「昔の名前で出ています」と73歳が復活してきたんだから、喜んだのがすっとばされたと思っていた自民党内の老人組。いわゆる「中二階」などです。


 対立構造で言うと、福田康夫さんをかつぐ人々が喜んで、安倍晋三チームはちょっとがっくりというところかな。もちろん民主党内の長老組も密かによろこんでいる。よろこんでいるから、前原さんがいくら困って国対委員長を頼んでも知らぬ顔の半兵衛を決め込んでいた。


 横路さんなんかウハウハでしょう。この極左の親分をようやく副議長に担ぎ上げて、民主党は北朝鮮や利権団体の臭いを消すことに成功したと思ったのに、同じ副議長からまたも復活のメもあることが証明されたんだから。困ったもんです(笑)。


 渡部さんは鳩山さんを持ち上げたりしていますが、「友愛」だけが売り物の鳩ポッポじゃ民主党はもたない。ここはやはり豪腕小沢さんの出番ではないか。壊すだけでいんですよ。いまさら小沢さんに新しいものを作ってもらっても、55年体制の復活になるだけですから。しかし、小沢代表、渡部国対委員長って、いつの時代の自民党だ(爆笑)。日本列島改造論がまた書店に並んだりして(笑)。あくまでも過渡的な措置であることはこれでわかるでしょう。しかし、民主党も「次」がいないなあ。




コラム裏情報の記事一覧へ コラム裏情報の前の記事へ コラム裏情報の次の記事へ コラム裏情報のページトップ
*
Copyright 2006 ポリスジャパン.All Rights Reserved.
*     
サイトリニューアルにともない 署員大募集!
マニア百貨店!ポリスデパート
輸入車販売・高価買取 STR
ブルーリボン
信州・伊那谷 うまいものづくし
ruido.k2