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川崎市多摩区で小学校3年生が投げ落とされる事件で、今井健詞という男が逮捕されました。
こうした事件を元記者(最近、この表現があの阿呆一人のためにえらくいかがわしくなったじゃねえか・笑)として見ると「現場の怒り」というものが行間から伝わってきて興味深い。何の落ち度もない子供が、自宅のドアまであと20歩ほどという場所で投げ落とされるという事件に、人の親でもある警察もメディアもかなりそれぞれの仕事のギリギリのところで犯人への憎悪を見せている。
今井はビデオの映像を見て自分から出頭しましたが、警察はこれを自首とは認めないと言っているようですね。そんなこと言ったって現に警察はあれだけ鮮明な画像を持ちながら先に身柄をおさえることはできなかったわけで、どう見ても自首なんですが、まあ現場のお巡りさんたちの怒りがそれだけ強かったということでしょう。裁判所の判断はまた別だと思いますが。
メディアもそうです。これ、普通なら途中から犯人の名前が出なくなるケースです。どう考えても脳味噌が正常な人間がやることではない。ここ数年の今井の言動は明らかにおかしかったようだし、通院歴もあった。私はもちろん、精神的にどんな病気だろうと人殺しの名前も顔も晒すべきだという意見ですが、これまでのメディアだと通院歴が出たところで、今井の名前は消えていたはずだ。
しかし今回は出し続けているということは、それだけ現場の記者たちの怒りも大きいということなんでしょう。コトナカレからら少しは進歩したのかな。おそらく今井には人権屋の弁護士がついて、精神鑑定がなされることでしょう。残念なことにそこで責任能力なしとなる可能性もある。中年を過ぎての典型的な精神病の発病の症状だと指摘する専門家も私のまわりにはいます。きっとそうなのかもしれない。
しかし、だからといってこいつが精神病院に入って、あの佐川クンや片桐機長のように、そのうち出てきて大手を振って歩くというようでは、社会正義というのはいったい何だということになる。子供を投げ殺された親の気持ちはどう慰謝されるのか。
今井の症状は心理学者に言わせると典型的な「自殺願望」なのだそうです。本当は自分が飛び下りたいのだが、その勇気はない。かわりに人間としてもっともやってはいけない殺人を犯す。犯すことで自分をより追い詰め、出来ることなら自殺もしたいというのが、この症状らしい。実に迷惑な奴ですね。悔しいのは、こいつは絞首台に送ったところで、かえって自殺願望をかなえてやるということだ。つまり、懲罰的意味合いがないのです。
池田小学校事件の宅間守もそうでした。とっとと処刑しろと吠えていた。そんな奴を吊るしたところで、遺族の気持ちが癒されるわけもない。池田小事件の遺族の方々の折りに触れて漏れてくる心境が、未だに痛々しいのにはそのせいもあると私は思う。
ところで、この事件、警察は実はとんでもないヘタを打つところだったようです。小学生の投げ落とし事件について、警察は最初から殺人だとの確信を持っていたと関係者は言います。「決定的な瞬間がビデオに実は写っていた」とも。
犯人は必ずまたやると考えた警察はマンションの前で張り込みをはじめました。ところが、8日ほどやったところで何故かその張り込みを中断している。掃除中の女性が襲われたのは、まさに中断直後のことであって、もし彼女も落とされていたら、警察は信じがたい失態をおかしているところだった。もっとも、そうなったら張り込んでいたことを黙っているでしょうが。女性が落とされなかったのは体重が重かったからだそうです。ダイエットに狂奔するお嬢さんさちは、太っているといいこともあるという例を学んで下さいね。わはははは。
今回の事件でまたも精神を病んだ犯罪者の証拠能力がクローズアップされることになりそうですが、先週書いた、麻原彰晃についてもとんでもない話が漏れてきた。
奴、全くの「正常」だそうですよ。
刑務所の関係者の間ではそんなことは常識らしい。というのも、麻原はビデオカメラで24時間監視されている。それをモニターしている刑務官たちは、彼が普通の振る舞いをしていることをよく知っているというのです。裁判官や弁護士の面接の時、あるいは法廷で異常さを演じることはできても、人間というものは24時間それを続けるというのはできないそうです。ふと気を抜いて、一人でいる時には「素」が出てしまう。
裁判長はそのことを知っていたから詐病を認めるような弁護団のふるまいにガマンができなかったんでしょうね。だからといってキレて裁判中止を言い渡してしまっては困るなあ。精神異常でないなら尚更に、法廷であいつの口を開かせるべきだ。
もっとも自殺願望の今井とは違って、麻原はとにかく死にたくないから演技をしているわけで、そいつを吊るすというのは遺族や被害者にとっていくらかの慰めになるかもしれない。いっそ刑法を改正して、麻原クラスの犯罪者は公開処刑にしてはどうでしょうか。恐らく、13階段を上がる前には麻原は全くの正気に戻って命乞をするに違いない。
その瞬間、弁護団の嘘も、裁判長の短慮もまた白日のもとにさらされるのです。日本国の司法制度の今後のために、ずいぶんと役に立つに違いない。タスケテくれと全てを話始めればそれはそれでもうけものだ。もっとも、だからといってもちろん助けてやるわけはないんですがね。わはははは。
裁判といえば、日本歯科医師会から自民党に1億円が流れた事件の裁判で、村岡兼造氏に無罪の判決が下りましたね。じゃあ誰に責任があるのかと言えば、誰もが見るのがあのポマード頭だ。なのに彼は判決のその日に中国に土下座しに行っているという厚顔無恥。桜井よし子さんにテレビで「あの人には中国人女性の工作員との過去もあった」と堂々と言われて、反論もしないんだから、元首相という誇りはもとより人間としての尊厳はどこにあるのかと言いたい。
橋本龍太郎と野中広務という二人が、国内ではどういう金を受け取り、海外のどういう勢力を引き込んで国を売ってきたか。これを清算せずして、80年代からの日本の歴史を語ることはできないでしょう。それなのに対中代表団の団長を務めさせたり、政界のご意見番と持ち上げてみたり、この国はどこまで腐っているのか。
その腐敗に検察が今回は加担していたことを裁判所は断じたわけで、確かにこんな検察にライブドアの闇を解明などできるはずもない。その一方で、辻元清美、鈴木宗男、西村真悟といった人々を節目節目でくくっているわけだから、こうやって並べてみると、まるで正義は執行されぬ一方で弾圧が行われている、どこぞの後進国のようじゃないか。小泉政権の5年間というのは、改革と経済ではよく語られる。しかし、逮捕者と検察から見た小泉政権というものは、誰かがきちんと検証しておいた方がいいでしょう。
でもねえ。その腐り切った政権与党と交代すべき民主党がねえ。ふううっ。前原代表の辞任は自民党への「カンベンしてください」ポーズでしたね。あのガセ記者を証人喚問されれば民主党は党として持たないからです。
持たない理由は二つあります。ひとつは、カネを払っていたことがバレる可能性。金額については100万、300万、400万と3つの説がある。まあ、百歩譲ってそれは不正を暴くためにどうしても必要な金だったと言い張ってもいい。しかし、その金が最終的にどこに流れたかいう点で、とんでもない闇が出てきてしまったようなのです。
これ以上は書けませんが、ガセ記者氏と、闇社会のつながりですね。そもそも自民党が今回のメールを早い段階でガセと断じたのは、警察方面からの、ガセ記者氏の人脈に関する情報からだった。だから平沢勝栄さんだったわけですよ。彼が幹部をやっていた県警がそっちに強かったんだ。そして、前原氏もごく初期の段階で実はそのことを知って愕然としたフシがある。「早い時点で辞任は考えた」と彼が言っていたでしょう。それはこのことなのではないか。
しかし、もはやあそこで引っ込む事はできなかった。危うい地雷を握ってしまったことを自民党は把握しているわけだから、引けば暴露される。「国政調査権を発動して下さい」と押すしかなかった。もちろんいくら情けない民主党とはいえ、不見転で押したわけではなく、口座ルートから武部疑惑を暴ける可能性はあった。その万が一に賭けるしかなかったわけだ。だからあの時の武部さんと竹中さんの狼狽も、理由がなかったわけではないんです。
マージャンをやる人ならわかりますよね。「リーチ!」とかけてから実は役が出来ていないことに気付いたあの恐怖(爆笑)。切る牌からノーテンリーチがなんとかバレないようにドキドキしながら、後づけで役ができないかと必死になる。あの時期の前原さんはそういう気持ちでいたんでしょうね。でもチョンボがバレちゃったわけだ。どはははははは。
まあ、代表は小沢一郎さんで行くでしょう。そしてそれは「民主党のための代表」ではなく「来るべき政界再編への破壊者」としての就任です。3日から始まった「スッキリ!!」という番組に生出演してくれた渡部恒三さんに私が「300議席の自民党の前では何もできない。ここは小沢さんが自民党の中に手をつっこんで、国家観の違いによる分裂を誘うのがいいのでは」というと否定せずに頷いてきた。
これ、大変な発言ですよ(笑)。自民党はこうやって驕っている時がいちばん危ない。秋の政局にむけて、まだまだお楽しみはこれからかもしれませんよ。
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