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小沢一郎さんが民主党の代表になりました。足で情報をとらない政治記者の方々は「菅は意外とやるかも」などとおっしゃっていましたが、フタをあければ小沢圧勝。もっとも119票というのが、救急車を呼ばなきゃイカン民主党の惨状を示しているようで、笑えましたが。わはははは。
小沢さんと菅さんは鳩山さんを真ん中にして、実は「選挙をやらない」ということで話がついていたと私は早くに聞いていました。ところが渡部恒三さんが鐘と太鼓で「選挙をやらにゃイカン」と言って歩いた。鳩山さんのことを「談合屋」とまで言った。
なんであのじいさんがそこまで選挙に執着したのかはちょっと謎です。小沢さんと渡部さんはもとから仲が悪いから、相手が代表にすんなりなるのがイヤだったのか。それとも久々に当たったスポットライトをそのまま浴び続けたかったのか。
小沢さんのある側近は「今いちばん許せないのは渡部だ」とまで私に怒っていましたから、小沢サイドが描いていたシナリオが黄門さんのはしゃぎすぎで崩れそうになったのがよほど不愉快だったのでしょう。
だから、菅さんの代表代行と鳩山さんの幹事長留任は「想定内」。もっともあの時にも若手からの揺さぶりがあって、仙石さんを幹事長などという動きもあったようですが、これは一瞬にして吹っ飛んだ。「憎し」のはずの渡部さんも執行部に取り込むあたり、小沢さんの豪腕はまだまだ健在のようです。
ニュアンスから言うと民主党内の「極左」と「市民派」に楔が撃ち込まれたようにも見えます。この色分けは社会党にいたからとか、アメリカよりだからとかということではない。もっと深い場所での国家観の違いが、今回の代表選で鮮明になったようにも私には見えるのです。小沢、菅、というのは今の民主党においてはこれ以上の強力なタッグはありません。小泉さんが「改革」と叫びながら結局は出来なかったのは「政官業」の癒着です。
メール騒ぎですっかり飛んでしまいましたが、政権末期になって出てきた防衛施設庁のスキャンダルなどは、天下りや談合を通じてのこの癒着がもうどうにもならないところまで来ていることを教えてくれた。これをぶち壊す日のが、民主党に国民が望む唯一にして最大の目標です。そのための具体的な方法を、小沢、菅はそれぞれの持ち場でこれまで提示してきた。
小沢さんは政権交代によって「政」と「業」の利権のパイプを断ち切ることを主張し、実際に細川政権でやってのけました。たった1年たらず政権から離れただけで、自民党は崩壊の危機を迎えていた。いかに業界から流れ込んで来る利権という接着剤が、自民党をまとめていたかがよくわかります。 田中派にいて利権のありかを熟知している小沢さんだからこそ、政権交代にむけてもどこを押さえればいいかを知っている。松下政経塾上がりのおぼっちゃんたちが知らない世界にいたのですから。
一方で菅さんはかつてこう言った。「政権をとったら、中央官庁の幹部の辞表を官邸に集める。政権の言うことに従わない役人には辞めてもらう」
総理大臣の言うことを役人が聞くというのは極めて当たり前のことのようですが、この国ではそれができないのです。いくら改革と言っても出された宿題に官僚が平気でゼロ回答してくるような現状では、何百年たっても財政再建もできるわけがない。
中央だけではなく地方でもそうだ。かつて田中康夫知事が脱ダム宣言をした時に、中央から来ていた県の土木部長が猛反対したことを覚えていますか。あの時田中さんは「社長に部長が逆らったら、クビでしょう」と言った。至言です。菅さんはその当たり前のことをやると宣言していたのです。人事に汲々とし、老後の安穏だけを願っている糞役人にとっては、最も怖い脅しです。
かくして、小沢、菅の両輪がちゃんと機能すれば、政官業の癒着にはじめてメスが入るかもしれない。ニワトリが先かタマゴが先かのような話ですが、政権交代ができればこれらのことが実現可能だし、政権交代のためには癒着を断ち切らねばならないとも言える。その微妙な舵取りに、バラバラ集団の民主党の他の連中がついてこれるかどうか、さて。
代表になった小沢さんはさっそく仕掛けてきました。靖国参拝について自分が政権をとれば秘策があると言ってのけたのです。首相どころか天皇陛下も堂々と参拝できるような環境を靖国神社のまま造るのだと言う。そんな魔法のようなことが出来るのでしょうか。
あちこち取材した結果、まことに面白いことがわかってきました。新聞などは「A級戦犯分祀」だと書いていますが、これは靖国神社が「魂はひとつの大きなものであって、一旦祀ったなら分けることなどできない」と言っている以上難しい。
ではどうするか。
A級戦犯を「祀っている」ということは神道上では靖国神社の言う通りかもしれないのですが、人間界の俗な現象としては「霊爾簿」に名前を載せたということです。小沢さんはこれを削ることを考えているらしい。
これは微妙にして複雑な一手です。名前を削ったと言えば中国や朝鮮は文句を言う根拠を失う。しかし、私たちの魂の問題としては「一度祀れば分祀はありえない」のだから、A級戦犯の御魂も以前として靖国の社にい続けることになる。そうなって天皇陛下もご参拝なさるとなれば、中国朝鮮は地団駄踏んで切歯扼腕するでしょうから、いささか痛快ではあります。
この方法については言及しませんでしたが、小沢さんは以前から私と会うたびに「A級戦犯には責任がある」と言い続けてきました。大陸に多くの兵を出して斃れていった東北の出身であることも理由のひとつでしょう。中国に遠慮しての発言でないことは今回の代表就任後、一方では「中国の数千年の歴史は、漢民族の膨張の歴史だ」と言い切っていることでもわかる。
私は個人的には分祀はもちろん反対ですし、霊爾簿から削ることもあまり賛成はできない。しかし、そうしたことを視野に入れて国民的な論議はなされていい。それはとりもなおさずサンフランシスコ条約や東京裁判を見直すことであって、私たちがいかに不当に裁かれたか、そしてまた中国や韓国がいかに因縁をつける権利がないかを改めて国民に知らしめることになるのですから。
その中国が反日暴動から一周年を迎えて開き直っています。中国大使館のこのページをごらんあれ。
http://www.china-embassy.or.jp/jpn/fyrth/t244180.htm
<1年近くすぎたが、中日間の政治関係に有効な改善と発展がみられないことをわれわれは非常に残念に思っている。こうした局面が現れた責任は中国側にはなく、日本国民にもなく、日本の一部指導者が歴史問題で間違った態度をとり、靖国神社参拝を続けていることにある。> 自分たちに非はないと言い、指導者と国民を分けることで日本の世論の分断をはかっている。これはA級戦犯とその他の日本人とを区別するのと全く同じ手法です。それなのにマンマとその手にのっかって国を売りに行く阿呆どもがいて、中国に頭を撫でられている。
<中日友好に尽力している人たちは、日本側の人たちを含めてみな、非常に積極的なシグナルを得られただろう。中国側の誠意は中日友好を支持するすべての人の理解と支持を得ることができると信ずる> 一体何さまだと思ってやがるんだ。完全に皇帝が植民地からの礼を受ける態度ですね。さすがに、こうした一連の中国の行動で、福田康夫さんも中国贔屓の発言をしにくくなっていると聞く。福田媚中政権を作りたい中国にとっては逆効果でしょう。中国の外交はしたたかなどという「識者」がいますが、そんなことはない。ご覧のように力で無理押しをする、稚拙なものなのです。
<日本が誠意を示し、英知と勇気を出して、中日関係の改善と発展を促すよう希望する> 現金を要求すると恐喝になるので「誠意を見せろ」というヤクザの手口(笑)。いくら小沢さんがいい智恵を出しても、相手がこれじゃダメかもなあ。わははは。
鹿児島県で高速船がクジラとぶつかって大勢が怪我をしました。あの手の高速船は私もよく乗りますが、時速80キロほどで走る。その速度だと水面というのはコンクリートと同じ固さを持つといいます。今回もクジラと直接ぶつかった衝撃ではなく、船尾を持ち上げられて水面の船首が衝突したショックが大きかったようだ。高速道路で接触して側壁に激突したようなものです。
それにしても最近クジラとの衝突が激増しているのはなぜか。
理由は簡単。クジラの数が増えているからです。なぜ増えているか。アングロサクソンのボケどもが日本に捕鯨を禁止しているからです。クジラが増える弊害は衝突事故だけではない。大食いのクジラのせいで海洋資源もどんどん失われている。
「きゃ〜クジラかわいい」と言う白人のオバハンを満足させるために「環境破壊」も進んでいるのです。
ここはひとつ「海上交通の安全確保のために」捕鯨を再開すると宣言してはどうか(笑)。文句言うなら「人命とクジラの命とどっちが大切なんじゃ、わりゃ〜!」と言ってやれ。まあ、それでも奴らは「黄色い猿の命よりもクジラちゃんの方が大切よ」と言うかもしれませんがね。どははははは。
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