裏情報ポリスジャパン 未成年の皆様へご注意
裏情報ポリスジャパン




*
*
*
*
勝谷誠彦コラム
*
2006年5月23日
民団総連野合。
*

 先週は、北朝鮮からのシャブ大量密輸を受けて、いよいよ警察の手が朝鮮総連の本部に入るのではないかというところで終わりました。


 よもやそれに対抗して、こんなウルトラCが繰り出されるとは私も思っていませんでしたよ。朝鮮総連、民団と和解です。


 いやあ、やるなあ、したたかだなあというのが率直な感想です。


 そもそも在日の朝鮮人のみなさんが二つの団体に別れたのは50年ほど前。言うまでもなく朝鮮戦争によって民族が分断され、全くイデオロギーの違う国家が対立したからです。祖国が休戦状態で対峙しているのに、国内では仲良くするというわけにはいかないということなのでしょう。


 余談ながらこの時にパチンコ屋も総連系と民団系に別れました。まさかそれを見分けてハジいている人はそうはいませんが、総連系の店であなたが落とした金が、金正日の独裁政権維持を助けていたのは間違いありません。わはははは。


 しかし半世紀を経て、状況は大きく変わっていた。私の子供のころは、総連と民団それぞれの学校の生徒がストリートファイトを繰り広げていたりしましたが、今の若い人たちにそういうことは全くない。ワンコリアとして、一緒にイベントをしたりしている。


 別々の組織というのは、むしろ祖国の権威にすがることでアイデンティティを保とうという上の世代にとって必用でそのために対立を煽ってきたところがあります。それぞれのバックには北朝鮮と韓国の折々の政権があり、お互いに利用しあってきた。


 ただし一番の大きな違いは、総連は北朝鮮に送金を重ねてきたのに対して、民団の方はむしろ韓国から資金援助を受けていたということです。韓国としては反共政策の一貫として、日本国内でも総連にきっちり対抗してもらう必用があったんでしょうね。


 本国とのこのそれぞれの関係が、今回の和解劇の背後にあるということは、ちょっと頭に入れておいて下さい。


 今回の和解劇はすぐれて「総連による総連のための」ものでした。総連のドアにまで手をかけていた警察や官邸は「しまった」と思ったでしょう。捜索の結果、拉致への明らかな関与や、その他の違法な対日工作の証拠が見つかったならば、あるいは破壊活動防止法の危険団体指定も視野に入れていたと聞きます。もともと極左を対象とした法律ですから危険の要件としては、拉致は入っていない。しかし、海外勢力を引き入れて国家を転覆させるということは要件としてあるので、対日工作を読み方によっては、こちらに引き寄せることもできたでしょう。


 それが一気に崩れた。「総連なら仕方がないな」と世論に思わせることができる総連の「毒」が民団と握手することによって「水で割られて」しまった。今後、組織の統一などという話になると、ますます「水割り毒」になって、総連のイメージはソフトになっていくことでしょう。


 もうひとつは、送金ルートが複雑になるだろうことです。言うまでもなく金正日体制を支えているのは、日本からの送金です。総連ルートを日本側はほとんど把握していた。そこをウォッチされた上で、マカオの財布バンコ・デルタまで押さえられて金正日はもうアップアップだった。


 ところがこれからは民団を通じて、たとえば韓国を迂回させて送金することができる。これは大きいですね。アメリカ政府も頭を抱えているのではないか。


 なにしろ盧武鉉政権です。一度韓国ルートに金が入れば、反米の盧武鉉としては調査に協力するとは思えない。拉致被害者家族の横田滋さんに統一相が「会う必用も感じない」と言い放つ政権ですからね。


 新たに民団系金融機関からの送金ルートも、当局はひとつひとつ潰していかなくてはならないでしょう。困ったもんです。


 このように、今回の和解は総連と金正日にとっては切り札だった。形成逆転の特効薬です。どう考えても、これは総連側から頭をさげて民団にお願いする筋だった。


 ところが。


 なんと、民団の団長が総連本部を訪ねる形で、和解をしたんですね。盧武鉉大統領が「中国が私たちの兄貴なのに最近は日本が兄貴ヅラをする」とおっしゃっているように(嘲)韓国は中国にならう「小中華」。極めて面子を重んじる方々です。どちらがぎちらに出向くかというのは、組織内部を説得する上でも大問題なのに、全く逆の挙に出た。


 案の定、新潟と長野の民団は中央の方針に反して今回の和解には背を向けました。組織をまとめきれなかったのは、団長のこの行動のせいもあるでしょう。


 組織の分裂を招いてまで民団に頭を下げさせることが出来る人間はひとりしかいない。盧武鉉です。つまり、今回の和解は金正日が民団に命じたというよりも、金正日が盧武鉉に命じて(笑)民団に圧力をかけさせたということがわかります。


 圧力がかけられる理由は、さきほど書いたように韓国政府本国が民団のスポンサーだからですよ。しかも盧武鉉政権になって、民団への資金援助は不要ではないかという論議も出てきている。若い世代の組織離れで、資金源も細っている民団の旧世代としては、盧武鉉の頼みを無下に断るわけにはいかなかったということでしょう。


 南北の鉄道は結んでしまうわ、開城団地への韓国企業の投資を誘致る席では「核問題と投資は別」みたいな発言をするわ、最近の盧武鉉を見ていると思いますね。


 いよっ。天下の副将軍。


 もちろん、「北の将軍様」の副将軍であって、だったら「南の副将軍」か。どはははははははははは。




 北と南といえば列島では相次いで子供が被害にあいましたね。


 南は佐賀県唐津市です。家原毅君が轢き逃げされて投げ捨てられたんだが、大人たちが諦める中、深夜の暗闇の中で弟を探し出したお兄ちゃんはさすがですね。兄弟には親子にないこういう絆があるらしい。私はオカルトは苦手ですが、双子の場合それが特に顕著だという科学的データも見たことがあります。年が違っていても、何か感応するものがあったのかもしれません。


 ひどいの佐賀県警だ。これだけ現場に証拠を残していれば犯人はすぐにつかまると誰もが思っていた筈ですが、容疑者に職務質問しておきながら取り逃がしている。


 この容疑者、現場にあれだけ証拠残しまくっているわ、職質の時も前方の壊れたトラックを止めて平然と仕事をしているわ、ちょっとどこかおかしいですね。精神的に不安定な感じがする。


 私が恐れるのは、この容疑者が自殺をすることです。行動の奇矯さからすれば可能性はかなりあると思います。その場合、被害者感情は回復されることなく、佐賀県警は永遠に償えないミスをしたことになる。


 毅君、幸い命に別状はないようですが、後遺症も残らず早く元気になるといいですね。




 もうひとつは秋田県能代市でしたね。


 え〜現場の記者たちから貰う情報では、みんな書きたくて仕方がないのに書けないことにイライラしている。


 被害者の米山豪憲君は自宅近くの公園から80メートルほどの距離を歩く間に消えた。公園で別れた府警は、叫び声も聞いていないし不審な車が出てきているのも見ていない。


 つまり、静かにどこかに拉致されたわけです。


 私がここで思い出すのはこれも最近公判が始まった、広島の女児殺しです。日系人のヤギという男は、被害者の通学路に家を持っていた。そこで自宅に連れ込んだので、まるで神隠しにあったように見えたものです。


 あの時も「不審な車」がさんざん話題になったが、真の現場は実に分かりやすいところにあった。


 この事はまことに示唆に富んでいると思います。


 もうひとつは動機です。今回の犯人の目的は明らかに「川に豪憲君の遺体を遺棄して、それを発見させる」ことにあります。殺したのはむしろその目的を完遂する手段にすぎない。もし犯人が変態なら、殺すまでに時間をおくでしょう。しかしそうではない。


 となれば気になるのが近所の畠山彩香ちゃんが4月に遺体で見つかった件だ。川の名前こそ違え、やはりキーワードは「川」です。彩香ちゃんケースが事件なのか事故なのかはさておいても、二つの事件を結びつけているのが「川」であることは間違いない。


 彩香ちゃんは自宅から10キロ以上離れた場所で見つかっているにも関わらず、流されたにしては服や身体に傷がまったくなかったそうです。これは、鑑識の常識からは考えられないといいます。


 これらのことを視野に入れておいて下さい。犯人は、早くつかまる気がします。いや、早くしないと、佐賀と同様の恐れがあると…私でもここまでしか書けません(苦笑)。




 日本テレビの炭谷宗佑アナウンサーが盗撮で書類送検されていましたね。日本テレビは『週刊文春』が報じるまでこの事実を公開していませんでした。起訴猶予だからでしょうか。しかし、手鏡で見たとして逮捕された某評論家よりも電磁的に記録まで残していたことは悪質です。先日には福島民友の支局長がのぞきで逮捕され、もちろん名前もたちどころに公表されました。こちらは起訴されたからというのでしょうか。


 しかし起訴猶予とはいえそうなるまでの間に、神奈川県警に対して大マスコミである日本テレビからさまざまな工作があったと考えるのが普通ではないでしょうか。今後、習慣性があったという事実でも出てきた時には日本テレビはどうするのでしょう。


 事件があったのは2月です。大和証券の専務取締役執行役員であった炭谷アナの父親は3月で辞任しています。明らかに、息子の事件の責任をとった形であり、これも情状として検察の判断に影響したのかもしれません。息子が大麻で逮捕されても社長の座に居すわるどこぞの大新聞社長とちがってエライ(笑)。


 父親が非を認めているのに、社会性が高いメディアである日本テレビがこうした事実を公表してこなかったというのは、いささかバランスを欠いているのではないか。


 日本テレビには『スッキリ!』などでお世話になっていますが、多くのマジメな現場のスタッフのためにも、きちんとした対応を求めたい。父親が大会社の幹部でない社員なら、もっと冷酷な処分を受けるのではないかという疑心暗鬼を社内に蔓延させないためにもね。 




コラム裏情報の記事一覧へ コラム裏情報の前の記事へ コラム裏情報の次の記事へ コラム裏情報のページトップ
*
Copyright 2006 ポリスジャパン.All Rights Reserved.
*     
サイトリニューアルにともない 署員大募集!
マニア百貨店!ポリスデパート
輸入車販売・高価買取 STR
ブルーリボン
信州・伊那谷 うまいものづくし
ruido.k2