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いきなり宣伝ですが『サンデー毎日』で小説の連載を始めました。「天国のいちばん底」。70年代の阪神間が舞台です。
私が灘中に通っていて、一年上には村上世彰先輩がいた時代ですが、当時の時代背景を詳細にもう一度見直していると、いやあ面白い。
日本の高度成長は70年の大阪万博で一応の達成感がありました。特に阪神間はその万博をやってのけたという誇りに満ちていた。
しかしそこから少したつと弊害がいろいろと出てくるわけですね。
73年ごろの私の実家があった尼崎市と言えば公害の街だった。高度経済成長を支えた労働者たちで人口が膨れ上がり、市長は社会党。ほとんど共産主義国家でしたね(苦笑)。全国的にも日本がもっとも左巻きにブレたのはこの時期だったような気がする。
国鉄は毎日のように遵法闘争で遅れ、東京ではアタマに来た乗客たちが暴動を起こして駅舎の打ち壊しをした。それにも懲りずにゼネストを敢行して、これには日教組の職員連中も加わって全国の学校が休みになった。
過激派も元気でしたね。「東アジア反日武装戦線」が大企業の連続爆破事件を起こす。まさに物情騒然としていたわけです。当時中学生だった私は、世の中とはそういうものと思いながら、川沿いの学校に通っていました。授業がひとつもわからない劣等生でしたけれども。
まあ、そんな時代の話です。「今だから思えば」ということがいろいろと出てきます。よろしければ手にとってみて下さい。滑り出しはスローですが、このコラムの読者なら何倍も楽しめるような展開を期待していただいて結構ですよ(内緒・笑)。
その『サンデー毎日』ですが、なかなか地方では手に入らないという声を聞く。部数そのものが少ないんですね。毎日新聞、さまざまな面で苦境ですが、今回のこの事件ではよくやった。秋田の畠山鈴香による連続小児殺害事件です。米山剛憲君殺しというよりも、もうこの名前で呼んだ方がいいでしょう。
彩香ちゃんまで手にかけていたというのは、毎日新聞のスクープでした。現場にいるレポーターたちも最初は「毎日のトバシだろう」と思ったようです。ところがホンモノだった。逆に、最後まで人権に慎重な(笑)朝日新聞は見事な特オチ。各紙が一面で彩香ちゃん殺しも鈴香の犯行と報じているのに、朝日だけが一行もなし。これは社会部でちょっと問題になるでしょうね。
実は私は毎日が書く直前に「あれ」と思っていたんです。彩香ちゃんに擬した人形を川に流してみる実地検証を県警がやった。それを、彩香ちゃんが滑り落ちたという場所ではなく、遺体発見現場から4キロ上流の橋からやっていた。一部報道では「ちゃんと上からやらなくては意味がない」などと言われていましたがもうこの時には鈴香は橋から落としたという自供をしていたんですね。
と、書いていて、私はここで重大な疑義を提議しなくてはいけない。
秋田県警は、ホントに鈴香が喋ったから初めて「橋から彩香ちゃんは突き落とされた」と知ったのでしょうか。実は、早くから県警はこのことを把握していたのではないか。
キーワードがある。鈴香が当初から言っていたセリフです。「刑事に『事故にした方がお母さんも楽でしょう』と言われた」。
私はこの言葉にずっと引っかかっていました。ひょっとすると、彩香ちゃんの亡くなった状況は事件か事故か微妙なかたちだったのではないか。そして、鈴香と県警の利害が一致して、それは事故とされることになったのではないか。
しかし、これまで知られていた経緯では事件か事故かを恣意的に決めるには相当にハードルが高かった。事件だとすると彩香ちゃんはかなりハッキリとした形で殺されてあの場所に遺体を遺棄されたことになる。そんな殺され方をしたものを「事故だ」と誘導することにはもし県警が意図的にそうしたとしても、かなり根性がいったでしょう。
だが、橋から落としたというならどうだろう。今回も供述は二転三転した。「抱いてサクラマスを見せているうちに、落ちてしまった」と鈴香は最初は「事故」を主張しています。それが「落とした」と「事件」になった。子供をかかえて欄干の上から下を見せる。そこで手を「滑らせた」か「離した」かはまさに紙一重であり、供述でどうにでもなることではないでしょうか。
大胆な推測をします。鈴香は最初の時に、親しい刑事に橋での状況を話したのではないのか。そこで刑事は言ったのです。
「手を、滑らせたのか、わざと離したのか」。前者なら事故であり、後者なら殺人です。この状況なら鈴香が漏らしていた刑事の言葉がスッと入ってくる。
「事故にした方がお母さんも楽でしょう」。楽なのは鈴香だけではない。面倒臭い調書を沢山書かなくてはいけない能代署の刑事も楽になるわけです。
一旦談合で「事故」にしてしまえばあとは共犯者だ。橋から落ちたとなると、うるさいマスコミが故意だったか事故だったかまたツツく可能性がある。だったら「落ちた」場所を河原に作ってしまえ、になったのではないか。そのためには警察犬という、誰もが意味もなく信じてしまう小道具を使ったのかもしれない。
もちろん、こうした絵を描くには、刑事と鈴香の間に相当に濃厚な関係がなくてはいけない。そこで、当初から私が言っているように、鈴香の「客」の中には刑事はいなかったのか、と県警に問いたいのです。どうなんでしょう。雪に閉ざされて冬の楽しみのない能代のようなところでは、公務員は鈴香の「商売」の上得意だったと思うのですが。
コトはこれで一件落着するはずだった。ところが、まず鈴香が何故か再捜査を要求しはじめた。
これについて、なぜわざと寝た子を起こすようなことをするのかと、皆が悩んでいる。しかし「一件落着」のカタチをめぐって談合相手の刑事と鈴香がモメたとすればどうでしょう。あるいは「河原で足を滑らせて」ということが鈴香にとっては自らの管理責任を問われるイヤなかたちだったのかもしれない。本当は、もっと別のストーリーにするということで話がついていたのではないか。
鈴香としては、県警も共犯者なので、自分へ逮捕の矛先が来るとはハナから思っていないのです。真犯人を捕まえて欲しいとも思っていない。真犯人は自分なんですから。ただ、談合と違う動きをした県警にイヤガラセをしたかったのではないか。
どうでしょう。私の妄想かもれません。でもこのコラムは妄想を提示してみなさんの想像力をかきたてるのが目的ですし、大マスコミの方々にはできないことなので、敢えて書いておきます。
今日になって鈴香の動機が「東京に行きたかった」になってきましたね。携帯の通話料で破産するほどの女が出会い系で誰とやりとりしていたのか興味があるところです。逢いたい男がいなくて東京行きを決めるほど、前向きな女ではない。今頃、東京で青くなっている男が何人かいるのではないでしょうか。鈴香との闇を察知して、県警本部は途中から捜査のイニシアティヴを能代署から本部にとりあげたという話もある。通話記録を調べた県警の刑事が、突然そうした男たちの前に現れるかもよ。どはははは。
失礼しました。笑い事ではない。もし能代署がちゃんと彩香ちゃん事件を事件として捜査していれば、米山剛憲くんは殺されなかったんです。
県警は監察室マターとして、この事件の捜査の経緯をきちんと調べて国民の前に明らかにするべきでしょう。例え私が指摘したような癒着と談合がなかったにせよ、捜査ミスであったことは間違いないのだから。
ちなみに鈴香が登場していた「テレビの力」は打ち切りになるそうですね。関係している局幹部の不透明な金銭問題が理由とされていますが、今私が書いてきたような、鈴香の闇が明らかになる中で、とてもマズいことがわかったのではないかとも勘繰れます。これもまた、メディアとしては明らかにするべきでしょう。韓国大使館が対馬の韓国人問題で因縁をつけてきたことにビビって「勝谷誠彦は使うな」とか局幹部が言っている場合じゃないと思いますよ。どははははは。
その韓国ですがまあ、地道に日本にイヤガラセをしてくれますねえ。北朝鮮のミサイル発射について、日本は騒ぎすぎだって?ええ。私らの政府は国民の安全に責任を持つ、まっとうな統治機構ですからね。国まるごとパンチパーマ野郎に売り渡そうとしているどこぞの大統領とは違ってね。わはははは。
その盧武鉉にさすがに韓国軍の退役軍人たちなどの堪忍袋の緒が切れそうになっているようです。
日本のメディアは北朝鮮での軍のクーデターの噂ばかりしているが、私のところに入ってきた情報では、「南でクーデター」というのも荒唐無稽な話ではないらしい。もともと何度もクーデターやそれに近い形で軍が国政を刷新してきた国です。何度もいいますが、統治形態の成熟度が日本と同じと思ってはいけない。これは、見下しているのでは決してなく歴史的発達段階の問題なのです。日本だって戦前そういう時代を通過してきたんですよ。
韓国の良民常民のみなさんの忍耐がどこまでもつかを、軍は注視していると思っていて下さい。
国連の舞台での日本外交は、今回はよくやりましたね。あれでいいんです。一見日本は後退したようですが、北朝鮮という犯罪者の仮釈放の保証人として中国を国際社会に指名されることに成功したんです。これで、金正日が次に何かやらかした時には、中国が世界中から責められるわけですから。日本としては、靖国問題でずっとイニシアティヴをとられていた対中外交がここで大逆転した。
外交のイニシアティヴという点だけで言うならば、ずっと北朝鮮には存続していてもらいたいほどです(笑)。
一方で、日本の防衛当局は極度の緊張を続けている。さきほど飛び込んできた情報では、首都圏防衛を担当する練馬の第一師団の駐屯地では、営内のあらゆる場所を使ってまで幌付きの隊員輸送車が集結しているという。警戒度を極度に上げているのだろう。
韓国ならすわクーデターかと思うところですが(爆笑)いや、それ、やって、くれてもいいんですが(大爆笑)恐らくは万一のノドン着弾に備えてではないか。事実上の防衛出動の一歩手前なのではないか。
前回も書きましたが、ホントに日本人というのはめでたいですね。明日にも頭上にサリンが降って来るかもしれないのになあ。
自衛隊といえばレバノンとイスラエルのドンパチのところに、わが旭川師団から同胞の防人たちが行っていることは覚えておいて下さいね。
http://www.jda.go.jp/j/news/2006/02/0213.htm。
小泉さん、イスラエルまで行きながら、彼らを慰問しないのは酷いじゃないですか。え?今度こそ「非戦闘地域」だと大見得切れないからだって?とほほほほ。
JR東日本が極左暴力集団に牛耳られているとホントのことを書かれたとして『週刊現代』の広告を拒否。私がいたころは『週刊文春』をキオスクで売ることを拒否しましたね。相変わらずの体質ですなあ。『週刊現代』が書いたことがホントだと言っているようなものではないですか。
この会社、このほど9.11からずっと閉鎖してきた新幹線などのゴミバコを解禁しましたが、そんな怖い組織との関係を認めるような行動をしながらだと、北朝鮮から指令があって、工作員がそろそろ爆弾を入れたいから封印を解くようにと言われたのかと思いますよ。ひえええええええ(笑)。
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