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<林由美香>
林由美香(本名・小栗由美香)はロリ女優の元祖と呼ばれていた。特に30代〜40代の男性であれば、エロ本やレンタルショップで何度も彼女を見かけている事だろう。
さて、彼女は一人暮らしをしていた自宅で亡くなった。しかも35歳の誕生日を迎えた翌日に。警視庁は解剖の結果、事件性はないと判断したようだが、それでも様々な噂が後を断たない。
ちなみに彼女の死を発見した母親は、ラーメン店「野方ホープ」の社長として知られている。
板橋区の葬祭所で行われた通夜には、600人あまりの業界内外の人間が参列。参列したAV女優出身の及川奈央や小室友里、AV監督の代々木忠、カリスマSM女王の三代目葵マリーらといった顔ぶれを見ると、彼女がいかにAV業界で長く愛されていたかがうかがい知れる。
また、彼女に近い友人達は自殺説について口を揃えたかのように否定しており、「お酒が大好きな子だったから、原因はそれじゃないか?」などと話している。
彼女は1980年代末のレンタルAV黄金期にデビューした。一時期引退していたのだが、何年か後に復帰すると、最も多い時で1日400万円という高額なギャラが発生するほどの、全盛期と変わらぬ人気で迎え入れられた。
亡くなる直前は人気こそ落ち着いてきたものの、多くの企画物に作品を引き締める名脇役として出演するなど、精力的な活動を続けていた。また1997年には平野勝之監督ドキュメンタリ映画「由美香」が公開され、AV業界のみならず、一般の映像業界からも高い評価を受けた。
若さと引き換えに、女優としての確固たる実力を身につけた彼女。
バカ売れとまでは言わないが、順調に活動をしていた矢先の出来事だけに、周囲の人間が受けたショックも大きかったようだ。
その死は『病死・突然死』という事で片付けられているが、それはきっと「彼女だけには不幸な死が訪れて欲しくない」という、林由美香を愛した人間達の最後の願いなのかもしれない。
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