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USENは泥棒がその成り立ちでございます。
全国の電力会社にとってUSENの前身である大阪有線の名は泥棒以上にいまわしい強盗未満といってもいいほどの唾棄すべき存在の響でございます。
なんと言っても自分達が所有し管理する全国720万本の電柱が数十年の長きに渡って奴等トンデモ集団によって勝手に使われたのでございますから。
ヤリ口はこうでございました。ある都市や地区に有線ネットワークを張りめぐらすことを計画しますと、その1週間前から数十名の隠密をその地区に派遣し昼間徹底的に電柱の配線を調べ上げます。
実行は深夜、1時から5時までの5時間。深夜12時を過ぎますと、どこからか数百人の黒装束姿の工事屋集団が現れ電柱から電柱へと飛びつき渡りアッという間に電線を張りめぐらせる手ぎわのよさでございます。
一夜に最大500kmを張ることが出来る、と彼等軽業師黒装束軍団は電力会社に恐れられたのでございました。
電力会社も無断で電柱を使われていることに黙って手をこまねいていたわけではございません、司法に訴えました。
違法に張られた電線も切断する、という行動にも出ましたがトンデモ集団はシタタカでございます。
裁判では個別の電柱と電柱の間についてのみ争われます。720万本一括で、というわけにはいかないのでございます。ラチがあき解決するのはいつのことやらという規模の犯罪となってございました。
逆にトンデモ集団は勝手に電線を切断し持ち去られた、と器物破損及び窃盗罪で訴えてくる始末なのでございました。
いかにこちらに正義ありといえども道理を理解せぬ無法者との戦いは実に疲れるものでございます。
耐えがたきを耐え忍びがたきを忍んだ電力会社、実にお気の毒でございました。が泥試合のような長い裁判にもようやく正義の神が宿り業務停止命令が出、400億の示談金の支払いを受け終結することとなったのでございます。
400億といっても先代が二代目に跡目を譲るとき、「向こう10年は会社が何もしなくても喰っていける財産がある」と豪語したそうですから、真夜中窃盗の収穫は莫大なものであったのでしょう。
イケメン二代目とマスコミにと持ち上げられているUSEN宇野社長、どこまで行っても泥棒の成り上がりだというダルマさんの目があることを忘れず自重されるがよろしい。
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