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村西とおるコラム
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2006年5月24日
豊田三姉妹
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 ひと昔前の話でございます。AVデビューした三人の女の娘に豊田カローラ、豊田セリナ、豊田セリカの名前を付け「豊田三姉妹」として売り出した事がございます。


 悪意からではなく「カローラ、セリナ、セリカ」という名前が、なんと詩的に女性美を表しているナイスな名前だ、とむしろ賞賛の意味を込めて期待の新人に名前を付けたのですが、悲しいかな敵は「アヌスに舌を使うとは無礼な」とばかりの怒りを持たれ、電通を動かし私を激しくパージしてきたのでございます。


 「村西は何を考えているのだ」こちらの申し立てをする機会もないままに、有力男性誌は勿論、エロ業界誌まで豊田三姉妹の名前を付けた私の作品を紹介する記事は、一切掲載不可となったのでございました。


 トヨタと電通、そのコンビのマスコミに対する圧倒的な影響力を思い知らされたのでございます。


 米国トヨタの社長が秘書から訴えられた、という事件、請求した巨額な慰謝料と被害を受けたとされる美人秘書、マスコミにとっては「おいしい事件」の筈ですがとんと続報が聞かれません。


 またぞろあの強力コンビのパワーが炸裂したことによるものでしょうが、日本のマスコミの表現の自由とはこんなものでございます。


 電通、トヨタに限らず東販日販、ジャニーズ、バーニング等マスコミが自主規制によって書かない、言えないタブーとしている世界は少なくなくありません。


 が例のアラーの神騒動に見られたように「完全な表現の自由」が許されている国など世界に皆無であるのも事実でございます。私とて「オ○ンコ」の悪口は絶対書けない立場でございます。


 書けない事情がある、無知でも馬鹿でもない大衆はそんなことは十分承知してマスコミ報道に接し、咀嚼しているのでございますが、困るのは権力でございます。権力はマスコミが煽る報道に影響され行動を起こす癖があります。


 ヒューザー小嶋の逮捕などはいい例でございます。小嶋が血祭りにあがり一番喜んだのは国交省の役人、これで被害者の怒りも納まり大衆も納得、自分達の責任が問われることは無くなった、税金アメーバーどもはその日祝杯を上げ、いつになく妻を求めたのでありましょう。


 マスコミは性義のみならず正義の味方であるならば、魔女狩りをさきがけてはなりません。





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