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村西とおるコラム
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2007年3月1日
デカいのが好き
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 私の友人に「デカいのが好き」という男がいます。「デカい」とは女性自身のソレ、のことでございます。彼は都内で六店舗の居酒屋を経営する青年実業家でございます。40歳で独身、年収は一億を超えるリッチな男でございます。六大学の出身で容姿も十人前の彼は、本来ならば引く手あまたのモテ男であるはずでありますが、性来の「デカいのが好き」の性癖が災いして、お相手の女性を見つけるのに苦労しております。


 以前交際していた女性とは、感応する部分が敏感となってイクときに「締め」ワザを見せるようになったことが原因で別れております。自身の持ちモノは雁高ではございますが、標準より小さめの並以下でございますのに、なんと罪深き者でございましょうか。しかし、彼の男と女の関係の理解とは「オス、メス」の関係が全てであり、相性が合わなければ別れて当然、というものなのでございます。ともかく「デカくなければ」どんな美形であっても、人柄が素晴らしくとも気にいらないのでございますから、ハタから見ていると気の毒にさえ思えるのでした。


 彼自身も自身の「デカいの好き」の性癖に呪縛に、心の底では相当傷つき悩んでいるようでした。彼に外見から「デカい」を見分ける方法を伝授しました。答えは「ヤセの大口」でございます。たとえばそれは、聖子ちゃんや明菜ちゃんエビちゃんのようなタイプの女性、のことでございます。といっても読者がご存知の有名人のコトではございません。私の町内会の、三人娘のコトでございます。


 大口がデカい、のは上の口と下の口が人体学的に相似形にあることから「確率が高い」のでございます。ヤセは骨盤に付く筋肉が少なく、外に開こうとする骨盤の慣性を制御することが出来なくなります。骨盤が外に開くと骨盤に附着している膣もつられて開き、中がスカスカとなりデカくなる、はご案内の通りでございます。運動不足のヤセにジーンズを履かせて後から見れば、骨盤が醜く外に開いている様が見てとれます。


 彼は好みの「デカい」をゲットすることに成功しました。しかし問題はそこからでした。デカい女性は浮気性なのでございました。こんな筈がない、もっともっとがある筈だ、デカい女性はデカいなりに焦燥感と欲求不満の捕らわれ人だったのでございます。彼はせっかく手に入れたデカいを手離す勇気もないままに、六本木で外人のデカい漁りを終えて帰るデカいを待つ朝を、迎える日々を過してございます。






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