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三浦容疑者の一件を、ニッポンのお父さんはどう受け止めたのでありましょうか「人間正直に正しく生きるのが一番」との父母の教えが、今更ながらに骨身に染みることになったのございます。「復讐するのはあなたではない、復讐するのは我にあるのだ」のイエスの教えの一節が鮮やかに脳裏に蘇った、との感想がございます。
アノ一件以来「寛容と忍耐」の心の持主となり、廻りのことを全部許せるようになった、との意見をお父さんは述べられておるのであります。五段腹の奥方様のいつものののしりや、暴力息子や援交娘の反抗も、笑って許せるようになった、と申されております。上司や女子社員、お得意様からのあからさまな侮辱発言や、町内会副会長の暴言も、軽く受け流すことが出来るようになってございます。神様は必ず自分にかわって「復讐して下さる」のだ、と信じる事が出来るようになったからでございます。「そのうち神様が必ず、俺に変わって吠えズラをかかせて下さる」ニッポンのお父さんは三浦容疑者のことがあって以来、何があってもエビス顔の、「不動心」を持つに居たってございます。
三浦容疑者のこれからはどうなりましょうか。すべては「金」次第、となりましょう。OJシンプソンは無罪を勝ち取る為に莫大な弁護料を払い、その結果破産しました。私も20年前のハワイの裁判では、当時の金で5千万円の弁護士料を払っております。米国にあっては一流弁護士を雇う、は裁判で黒が白のマイケルジャクソンとなる為の絶対の条件であります、がこの一流の弁護士料というのがベラボーに高い、のでございます。三浦容疑者は最低一億円の弁護士料を用意する必要がありましょう。私の眼を見て下さい、は全く通用しない、金が無いのは顔の無いと同じ、それがアメリカの裁判なのであります。
まず基本的に一流と云われる弁護士は「刑事事件」を扱いません。刑事事件を起こすのは「貧乏人」と相場が決まっているからでごさいます。独禁法や企業買収、物件売買の立ち合いといった民事の「金」になるビジネスで大忙しの一流弁護士のスケジュールは、二年先まで真っ黒でございます。その弁護士のスケジュールを空けさせ裁判を請け負ってもらう為には「一億円」の現ナマをドンとテーブルに積んでボンドする器量が問われるのでございます。
ニッポンのお父さんに深い人格者のごとき「エビス顔」をもたらした三浦容疑者の明日は、風前の灯となってございます。
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