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つい先日、ケミストリーに曲を提供した作曲&作詞者である槇原敬之氏に対して「銀河鉄道999の作中に出てくる文章を盗用された!」と、物凄い言いがかりで大騒ぎしていた松本零士氏。
最初は松本氏に対する尊敬もあったのか、穏便にすまそうとした槇原氏サイドだったが、松本氏があまりに強硬な態度に出るものだから堪忍袋の尾が切れ、槇原氏本人が 「そんな主張をするなら裁判で明らかにすればいいだろ!」 とコメントするという事態にまで発展してしまった。
それにしても松本氏の言い分を聞く限りでは、「そんな事を言ったら文筆家や詩人などは今後どのように活動すればよいのだろうか?」 と思わざるを得ない。
日本語の50音の組み合わせでなおかつ意味が通るとなるとその数は限られるし、そもそも人が考える ”詩” なんて似通って当然ではないか。
ついに巨匠松本零士もその程度の事が理解できないほど ”もうろく” してしまったのかと、一ファンとして不安になってしまう。
だが、松本零士氏には似たような面白い話が他にも色々とあるのだ。
その中の一つに 「ガンダムという名称を最初に思いついたのは私だ!事件」 という鼻で笑ってしまうような話がある。
どういう経緯でそんな話になったのかというと、その昔松本零士氏は「惑星ロボ・ダンガードA」 というTVアニメを手がけた事があった。
その作中に 「宇宙空母ジャスダム」 であるとか 「ジャスダム基地」という名称が出てくるのだが、その名が正式に決定するまでにいくつか候補があったという。
もう予想がついた方もいると思うが、笑いを堪えてもうしばらくお付き合い願いたい。
松本零士氏はその 「ダンガードA」 に登場する名称の候補の中に「確かにガンダムという案があった!富野はそれをどこかで知って使ったに違いない!」 と主張したというのである。
これはとあるアニメ業界の人間に直接聞いた話なのだが、「昔から松本零士氏とはそういう人です。プライドと思い込みの人です。」との事で、マスコミを通じて大々的に騒がれるまでいかずとも、似たような言いがかりをつけられた人間は1人や2人じゃないという。
例えばあの 『スターウォーズ』 に対しても、松本氏は 「私の影響を受けて出来た作品だ!」 と堂々と公言しており、その理由を聞いたところ 「スターウォーズの初期設定を確認したら、レイア姫がキャプテンハーロックのヒロインにそっくりなんだ!」 と言ってのけ、さらに「ルーカスは一度くらい挨拶に来るべきだ!」 とまで言ったという。
たまたまヒロインの設定が似ていただけでも、松本先生にすればそれは 「自分の影響を受けた作品」 という事になってしまうらしい。
まああくまで噂話としておくが、槇原敬之氏には 「本当に災難でした」 としかかける言葉がない。
それにしてもあれだけ槇原氏に対して強く出たという事は、松本零士作品に出てくる文章や詩などは、完全に松本氏オリジナルの物だけなのだろうか?
一ファンとして大変興味深い。
荒井禎雄(おはら汁)
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